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アイルランド南西部

2005年ヨーロッパ文化首都コーク

マーケットの新鮮な魚

人口12万人強のコーク・シティーは、18世紀からバター取引やビール醸造で栄えた、活気のある商人の町。首都のダブリンが東京ならば、こちらは大阪といったところでしょうか。そのコーク・シティーが、2005年、ヨーロッパ文化首都に選ばれ、注目を集めています。歴代の文化首都の中で、一番小規模な町コークですが、劇場やギャラリーなどが多く、生活に密着した文化やアートが評価されました。細い路地や、運河沿いの小さな家並み、大学周辺の若者のパワー、活気溢れるイングリッシュ・マーケット、歴史の深さを感じさせる教会の数々……コーク産の黒ビール “マーフィーズ” を片手に、パブでコーコニアン(コークっ子のこと)・アクセントに耳を傾けてみてはいかがですか?
 

女王に愛された地ケリー

2003年夏にケリーを訪れた「バターカップス」の皆さん

1861年8月、英国のヴィクトリア女王が、ケリー県ケンメア港に到着。英国の王族による、初の公式なアイルランド訪問でした。馬車にゆられて、キラーニーのマクロス・ハウスへ向かう途中、美しい景色に見とれる女王に、侍女はこう言いました。「女王様、ここは女王様のご領地内で、いちばん美しい場所ですわ!」その地は、“レディーズ・ビュー(貴婦人の眺め)”として、現在、人気のビュー・ポイントとなっています。

女王が訪れた地として人気が出たケリー地方は、19世紀以降、現在に至るまで観光客が耐えることがありません。喜劇役者のチャーリー・チャップリン、ノーベル文学賞を受賞したジョージ・バーナード・ショー、文豪ヘミングウェイなど、ケリーの魅力に取り付かれた著名人もあとを絶ちません。豊かな山々と美しい湖、豊富な古代史跡が点在するケリー県は、アイルランドを代表する伝統的な観光地として、今も “キングダム” (「王国」の意。ケリー県のニックネーム)として君臨しています。
 

南西部のおすすめアトラクション

観光

  • キラーニー (Killarney, Co. Kerry)
  • 19世紀からの伝統的な観光の町。にぎやかな町のメインストリートには、パブや土産物店が軒を連ねる。南西部ケリー観光の基点となる町。

  • リング・オブ・ケリー (Ring of Kerry, Co. Kerry)
  • 全長170キロの周遊路。ディングル湾を見晴らすビュー・ポイント、カトリック解放の父ダニエル・オコンネル生家、チャーリー・チャップリンゆかりのウォータービル、絶景が見晴らせるクマケシュタ峠、レース産地として知られたケンメア、ヴィクトリア女王が絶賛した “貴婦人の眺め” など、海と山の景観を堪能できる。

  • スケリグ・マイケル (Skellig Michael, Co, Kerry)
  • 本土より12キロ離れた、岩島。初期キリスト教の修道院史跡が残る。中でも、ビーハイヴと呼ばれる石の祠は、この地域独特のもの。対岸のポートマギーより12人乗りのボートが出ているが、海の荒れにより欠航になる確率が高い。ユネスコ世界遺産指定。

  • キラーニー国立公園 (Killarney National Park, Co. Kerry)
  • 1932年、国内で最初に指定を受けた国立公園。現在、敷地面積は12000ヘクタールにおよび、氷河期の終わりから1万年間絶えることなく繁殖し続けているアカジカの生息地として、知られる。キラーニーの町より馬車にて、公園内のロス城、もしくはマクロス・ハウスを訪ねることも出来る。ウォーキング道も整備されている。

  • マクロス・ハウス (Muckross House, Co. Kerry)
  • キラーニー国立公園内にある、19世紀のマナー・ハウス。英国のヴィクトリア女王が宿泊したことでも知られる、由緒あるお屋敷。内部の見学可。数々の調度品や当時の生活様式を伝えるユニークなものが、屋敷の最後の持ち主となったビンセント家の温かな逸話と共に伝えられている。

  • ダンロー渓谷 (Gap of Dunloe, Co. Kerry)
  • 氷河によって形成された、マックギルクディー山中にあるV字渓谷。目が覚めるような美しい景色の中を、この地方伝統のジャンティング・カー(馬車)に揺られて約1時間半。その後、3つの湖が連結するキラーニー湖群を、12人乗りのボートでキラーニー国立公園内へ下っていきます。途中、願い事が成就すると伝えられるウィッシング・アーチをくぐりぬけ、湖畔の廃墟ロス城に到着します。

  • ディングル半島 (Dingle Peninsula, Co. Kerry)
  • 映画『ライアンの娘』のロケ地として知られる、ヨーロッパ最西端の地。野生的な大西洋の景色が美しい。古代のストーン・サークルドゥーンべック、蜂の巣型の謎の祠ビーハイブ、精巧すぎる石積みがかえってミステリアスなガララス礼拝堂、ケルティック・クロスの原型リアスクの石碑など、古代&初期キリスト教時代の史跡の宝庫でもある。晴れた日には、世界遺産の岩島スケリッグ・マイケルを見晴らすことが出来る。

  • コーク (Cork City, Co. Cork)
  • 2005年ヨーロッパ文化首都に指定された、アイルランド第2の都市。18世紀にバター取引の中心地として栄えたためか、商人の町らしい賑わいがある。300年の歴史を誇るイングリッシュ・マーケット、自ら鐘の演奏が出来るシャンドン教会、町の発祥と結びつく19世紀ネオ・ゴチック様式の聖フィンバー大聖堂など、徒歩圏内に見どころが集中している。

  • ブラーニー城 (Blarney Castle, Co. Cork)
  • 15世紀の廃墟。キスをすると雄弁になれるという言い伝えのある石が塔のてっぺんにあるため、ついつい上までのぼってしまう。隣接するブラーニー・ウールン・ミルズは、元の毛織物工場を改築した、国内一のお土産デパート。アイルランド産のあらゆる土産品が揃う。

  • コーヴ (Cobh, Co. Cork)

    タイタニック号最後の寄港地でもある、小さな港町。かつて新大陸へ移民する多くのアイルランド人が、二度と戻ることのない故郷に、この港で別れを告げた。タイタニック号にちなむウォーキング・ツアーあり。

  • キンセール (Kinsale, Co. Cork)

    可愛らしい店や雰囲気のあるパブ、レストランが軒を連ねる、古くておしゃれな町。グルメの町としても定評が高く、フレンチをベースとしたハイ・スタンダードな食事が、気軽に楽しめる。

  • クロナキルティー (Colonakilty, Co. Cork)

    南西部特有の、カラフルな街並み。雰囲気のあるパブも多い。おいしいブラックプティンブの産地、独立時代の英雄マイケル・コリンズゆかりの地としても知られる。

  • グーゲンバラ森林公園 (Gougane Barra Forest Park, Co. Cork)

    氷河によって形成されたV字渓谷にある、絵のように美しい森と湖。湖畔の小さな島に建つロマネスク様式のチャペルは、コークの守護聖人・聖フィンバーが6世紀にここで隠遁生活を送ったことを記念して建てられたもの。ロマンチックなアイリッシュ・ウェディングの地としても人気がある。

宿泊

  • バリーマルーハウス (Ballynaloe House, Shanagarry, Co. Cork)
  • アレン一家が経営する、アイルランドを代表する伝統的なマナー・ハウス。現在の建物は18世紀のジョージ王朝風だが、さらに古い時代の城の天守閣や土台を残して改装しており、歴史の重みが感じられる。伝統的な食材を活かしたお料理は、アイルランドのグルメ界を常にリード、料理学校も経営している。ブルーブック推奨。

  • インチドーニー・アイランド・ロッジ・アンド・スパ (The Inchydoney Island Lodge & Spa, Co. Cork)

    クロナキルティー近くにある、全室オーシャン・ビューの豪華リゾート・ホテル。国内唯一の本格派タラソ・セラピーの設備があることで知られる。人里離れた静かな環境にありながら、コーク・シティーより30分という便利なロケーション。ウェスト・コーク観光の拠点としても便利。  

  • ヘイフィールド・マナー・ホテル (Hayfield Manor Hotel, Cork City)

    コーク市内にある、こじんまりした豪華マナー・ハウス。ハイスタンダードな客室と洗練されたサービスで、伝統的な雰囲気と、都会的なサービスが同時に楽しめる。
     

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South-West: Co. Co. Cork, Co. Kerry

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